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勉強で大切なことは、考えること、そしてそれを続けることだと思います。
そのためには、基本をしっかり理解することです。
勉強に限らず、何事も基本が大切です。基本がわかってくれば、
やっぱり気分がいいので、興味も出てきて、続けることができます。
新しいことも理解しやすくなり、途中であきらめることも少なくなってきます。
基本がわかっていないときは、せまい角度でしか問題を見ることができません。
基本がわかってくると、いろんな角度からじっくり問題を眺めることができるので、
「あ、なんか解けるかも」という気持ちにもなって、やる気も出てきます。
基本を理解するには、やり直しをしっかりやることです。
やり直しをしていて「なんでこうなるんだろう」という部分をしっかり考えます。
わからなくても、とにかく、とにかく、考えることが大切です。
強く考えることで、その問題のことが、強く心に刻まれます。
どうしてもわからないときは、ずっと考えていても先に進めないので、
そのことはひとまず横に置いておいて、とりあえず先に進みます。
でも、わからないまま先に進むので、頭の中はごちゃごちゃしたままで、
やっぱり、また、わからなくなってきます。
それでも、がんばって、いつもいつも、やり直しをしっかりやっていれば、
「あーーーっ、そうか!」とひらめく瞬間が、突然やって来ます。
すると、今までごちゃごちゃしていたことが、
すべてではないかもしれませんが、すっきり整理された感じがして、
「あれはこういうことか!」と、レベルが1つ上がった気持ちになります。
たとえるなら、今まで部屋中のあちこちに散らかっていたものが、
棚にきちんと分類されて、きれいに並べられた感じです。スッキリです。
必要なものがあれば、いつでもすぐに取り出せます。スッキリです。
新しいものも、すぐにきちんと分類して並べることができます。スッキリです。
わからない問題が出てきたときは、ひらめく瞬間がやってくるチャンスです。
わからない問題が出てきたら、何度でも基本に立ち戻ります。
やり直しを繰り返すことで、基本の理解が深まっていきます。
勉強は、やりなさいと言われてやるものではないし、やりません。
わかってくると興味が出てくるし、いろんな問題が解けるようになると気分もいいので、
言われなくてもやるようになります。
当塾は、先生から生徒への一方通行の授業になることなく、いっしょに考え、
生徒に「あ、なんか解けるかも」と感じてもらえるように、
やる気が出ないときでも「ま、一問だけやってみるか」と思ってもらえるように、
そして何より、「勉強も、わかると結構おもしろいな」という気持ちを持ってもらえるように、
やり直しを通して、自分の力で考えること、そしてそれを続けることを応援します。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。