問題
問題文に合うように の大きさを決めて下さい。
操作方法
1.[出題する]ボタンをクリックする。
2. と の大きさの関係が問題文に合うように、 をドラッグする。
3.[判定する]ボタンをクリックする。
※ボタンで操作
解説
割合とは、注目しているものの数量が「基準の何倍なのか」ということです。
注目しているものの量のことを「くらべる量」といいます。「~の割合は」ということばが後に続くときは、それは「くらべる量」なので、文脈から、何が基準になっているのか見つけるようにします。
その基準のことを「もとにする数」といいます。基準なので、割合では、「もとにする数」の大きさをいつも 1 と考えます。
ふつう、「もとにする数」には、「~の」、「~より」、「~とくらべて」、「~に対して」、「~を1とすると」のようなことばがつきます。
また、割合の大きさは、整数、小数や分数、「~倍」、「~%」、「~割 ~分 ~厘」などで表します。
が もとにする数 のときは、「 の長さが 1 なんだ~!」と自分に言い聞かせながら、 の長さを決めます。
の割合が1なら、同じ大きさです。
の割合が1より大きいときは、こんな感じです。
の割合が1より小さいなら、こんな感じです。
が もとにする数 のときは、 の長さを変えるたびに、「今の、この の長さが 1 なんだ~!」と自分に言い聞かせながら、 の長さを決めます。
の割合が1なら、同じ大きさです。
の割合が1より大きいときは、「 の長さが1なんだ~」と自分に言い聞かせながら を短くして、結果、 が大きくなるようにします。
の割合が1より小さいなら、「 の長さが1なんだ~」と自分に言い聞かせながら を長くして、結果、 が小さくなるようにします。
ということで、とにかく、割合の文を読むときは、「もとにする数」を見つけて、「これが 1 なんだ~!」と強く意識することが大切です。
また、割合の表し方については、
「 100% は 1 倍のことやろ~!」
「 10% は 0.1 倍のことやし~!」
「 1% は 0.01 倍のことやけ~!」
「 10割 は 1 倍のことやけね~!」
「 1割 は 0.1 倍のことけ~!」
「 1分 は 0.01 倍のことけね~!」
「 1厘 は 0.001 倍のことっちゃ~!」※
と、すぐ思い出せるようにしておきましょう。
※語尾には、行橋市の方言を使っています。個人的には、行橋に特徴的な語尾といえば、「…ちゃ」と「…け」だと思っています。でも、漫画『うる星やつら』のラムちゃんのように、「…だっちゃ」と言うことは、100%ありません。
コメント