出題された式のグラフを描いて下さい。※操作方法
操作方法:
1.[出題する]をクリック
2. グラフをかく
  で、グラフの傾きを決める。
  で、グラフが通る点を決める。
3.[判定する]をクリック




図形を表示するには、canvasタグをサポートしたブラウザが必要です。
 
連続正解数 0  
解説
グラフの描き方
グラフを描く基本は、点をたくさんとって結ぶ、ということです。


一次関数のグラフ
グラフの形がわかっていれば、そのぶん、少ない点でグラフを描くことができます。
y = 2x+3 のような一次関数ときは、グラフの形が直線になるので、2つの点だけでグラフが描けます。


1つめの点
1つめの点としては、ふつう、切片を見ます。
切片とは、x = 0 のときの y の値です。言いかえると、グラフが通る y軸上の点 です。たとえば、y = 2x - 3 のグラフは、x = 0 のとき y = -3 なので、y軸上の -3 の点を通ります。

切片が整数なら、そこが1つめの点です。
切片が分数のときは、切片をあきらめて、x も y も整数になるような点をガッツで見つけます。
このときよく、探しやすいように、式を y = ax+bc の形に変形したりします。 たとえば、y = 12x+43 のときは、1243 を通分して y = 3x+86 に変形してから、y が整数になるような整数 x を探します。

2つめの点
2つめの点は、変化の割合がわかっていると見つけるのがラクです(ガッツでもOK)。1つめの点から、変化の割合のぶん進んだところが、2つめの点になります。
変化の割合とは、「x が 1 増えたとき、y がどれだけ増えるか」ということです。
たとえば、y = 2x+3 では、変化の割合は 2 です。なので、「x が 1 増えたとき、y が 2 増える」ことがわかります。


また、変化の割合が分数、たとえば 23 のようなときは、「x が 1 増えたとき、y が 23 増える」を 3 倍して、「x が 3 増えたとき、y が 2 増える」と考えるとわかりやすいです。つまり、変化の割合は y の増える量x の増える量 になります。


「変化の割合」と聞くと、なんだか難しそうですが、日常の身近なところにごくふつうにあります。
たとえば、「毎月 2000円 貯金するぞ!」というときは、1か月で貯金が2000円増えるので、1か月ごとの変化の割合は「2000円」です。
「速さが時速60km」というときは、1時間で進む距離が60km増えるので、1時間ごとの変化の割合は「60km」です。

y = a のグラフ
y = a のグラフは、に伸びた直線になります。
式の中に x が入っていないということは、x とは無関係ということです。なので、x がどんな値のときでも、とにかく y の値は a になります。
たとえば、y = 3 のグラフは、x がどんな値のときでも y の値は 3 なので、下のような横の直線になります。


x = a のグラフ
x = a のグラフは、に伸びた直線になります。
式の中に y が入っていないということは、y とは無関係ということです。なので、y がどんな値のときでも、とにかく x の値は a になります。
たとえば、x = 4 のグラフは、y がどんな値のときでも x の値は 4 なので、下のような縦の直線になります。